秋晴れのすがすがしい毎日をいかがお過ごしでしょうか。
平成22年11月16日,ケニアのナイロビで開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約に関する第5回政府間委員会において、結城紬の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への記載が決定し、世界文化遺産への登録が完了しました。
これは、染織部門では新潟県の「小千谷縮・越後上布」に次いで2番目となります。
今回の登録により、結城紬は古代より受け継がれてきた技術と文化が、世界でも守るべきものと認められました。
日本の歴史ある伝統の技法を頑なに守り通してきたからこその今回の認定だとおもいます。
その、伝統の技法の結晶である結城紬を、「娘・孫へ引き継ぎたい」というテーマとし、このたび、10月12日(木)~15日(日)の4日間限定の秋の催事「結城紬展」を開催いたします。
場所は弊店でございます。
今回は、結城紬の老舗産元である「小倉商店」を取扱いいたします。
現代的なデザインと糸にこだわりを持つ人気のある産元です。
結城紬は「洗えば洗うほど風合いが良くなる・着心地が良くなる」として有名です。
ということは、お召しになる方のご家族代々に残していくべき品ということで、上記の「娘・孫へ引き継ぎたい」というテーマとしました。
また、今回は専門家による「糸引き実演」をご用意しております。
是非、この機会に代々引き継がれるゆえんと秘訣を、産元の専門家から「糸引きの実演」をご覧になりながら聞いてくださればとおもいます。
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