その糸は二匹の蚕が偶然に作る玉繭から挽かれた産物、そして、産地の白峰村は白山の伏流水を源とする手取水系による極上の水に恵まれ、それらの自然の恩恵を織り手は、手機で織ることによって感じながら「牛首紬」は作られています。
独特の風合いと光沢があり、着たときにも軽くて着やすい紬で、一度袖を通せば虜になってしまうはずです。
帯には、おめしや謹製、塩瀬の手描きなごや帯です。
与謝蕪村が詠んだ句「山暮れて紅葉の朱(あけ)を奪ひけり」の情景を表現しました。
どこかノスタルジーを感じさせるその風景に、紅葉の季節が楽しみになってくる気がします。
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