男のきものは、主に無地調が多いです。
女性のきものの様な花柄などの友禅染めは用いません。
ですので、男性は昔から長襦袢や羽織の裏地に個人的な趣向を凝らしてきました。
例えば、おめでたい行事には茄子の柄や鷹の柄などの長襦袢を着たり、羽織の裏地には女性用の長襦袢の生地を付けたりをし、着ているときに袖からチラリとのぞかせ、また、羽織を脱いだ際にさりげなく個性を表現し楽しみます。
お母様、お祖母様のお召しになった長襦袢を裏地に付けるということも、なかなか面白いものですし、そのようにして家系のお召し物を受け継いで着るということも趣がありますね。
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